就活ノウハウ
就活マナー講座
就職活動では、たくさんの「人」と出逢い、接する機会が増えてきます。
「そのとき相手に失礼の無いように、また社会人の常識として知っておくべきマナーがあります。
マナーといっても難しいものではありません。場面にあったマナーに従って行動できれば、あなたの印象は数段アップします。
就活の準備をしよう「姿勢・挨拶・お辞儀」しっかり身につけて、印象アップ!
出発前には1度、鏡の前でチェック!
- 立っているとき
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- あごをあげすぎると「偉そう」に、引きすぎると「暗そう」に見えてしまいがち
- 肩の力を抜く。(左右の肩の高さをそろえて立つ)
- 背筋を伸ばし、お腹を引き締める
- 指先はそろえる
- 座っているとき
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- 深すぎないように腰掛ける
(深すぎると、横柄な態度に見えてしまうことも。浅く掛け、背もたれがあっても、もたれ掛からないよう注意が必要) - 足は組まない
- 靴を脱がない
- 靴の底が見えるようにしない
- 深すぎないように腰掛ける
- その他
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- テーブル等がある場合でも、肘をつかない
- 腕を組まない
- 体の後ろで手を組まない
- 貧乏ゆすり、髪をさわる、筆記用具を回す等しない
会釈とおじぎ
- 会釈
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姿勢を正した状態から、腰から上半身を15度前方へ傾ける
- おじぎ
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会釈同様、姿勢を正した状態から、腰から上半身を30度前方へ傾ける
- 敬礼
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会釈同様、姿勢を正した状態から、腰から上半身を45度前方へ傾ける
ファースト・アプローチが肝心!
初めの印象は、採用担当者にとっては、後々まで残っているものです。
姿勢正しく、堂々とした態度が、自信に変わります!モジモジしていると、自信のない印象を与えます。きちんとした姿勢やマナーを知っていると、言葉遣いや身のこなしもきれいに見えて、あなた自身の自信にもなるはずです!
時間のマナー
社会人になると、時間に少しでも遅れることは、その人の信用に関わります。説明会等には、受付開始時刻か、最低でも会の開始10分以上前に到着しておきましょう。ただし、会社訪問などで、直接企業へ訪問する場合は、開始30分以上前に来るのはNG。訪問を受けた担当者の予定を乱します。
予約キャンセルのマナー
説明会や選考会の予約をした後、都合が悪くなった場合は、必ず連絡しましょう。都合が悪くなることは誰しも起こることですので、「キャンセル」自体がマイナスポイントにはなりません。むしろ、その後の対応で判断されます。
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- Manners 1 前日までに
- 都合が悪いとわかった時点でキャンセル作業をします。就職情報サイトのエントリー画面から予約した場合は、各サイトの方法に準じてキャンセルします。サイト上からできない場合は、直接採用担当者の方へメールやお電話(通常、就職情報サイト上か、その企業のホームページに掲載されています。)をして、キャンセルします。
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- Manners 2 当日の場合
- 原則的に当日にキャンセルするのは、よほどの事情がない限り避けましょう。もしそのような状況になった場合、直接企業へ電話します。メールなどは、直前に見ることができない場合もあるので、避けましょう。
電話のマナー
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- Manners 1 受けるとき
- 企業からかかってきた履歴がある場合には、必ず当日もしくは翌日には電話しましょう。
・受けるときの第一声ははっきりと「はい、○○(名字)です。」
・「もしもし〜」や「○○ですけど・・・」はNG。
・企業からの電話は「非通知」でかかってくる場合もある
・相手がしっかりと聞きとれるよう、はっきりと発音する
・一度お会いしている方なら、「先日はありがとうございました。」など一言添える
・用件を書き留めるメモを携帯しておく。相手を長く待たせたりしないこと。待たせた場合は「お待たせしました。」の一言を添える
・メモを取りながら応答する。相手の会社名、姓名、日時、用件などを正確に。電話のあった会社名や担当者を間違えないように書き留めておく
・聞き違いや聞き漏れがないよう、メモした日程や会場などの内容は必ず復唱する。特にアルファベットや数字には注意
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- Manners 2 かけるとき
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・間違い電話にならないよう、電話番号、会社名、所属部課名、担当者名を事前に確認しておく。用件を整理し、メモしておく。必要な書類や資料を手元に用意する
・昼食時は避けるなど、相手の都合を考える
・相手が出たら、「わたくし○○大学○回生の△△です。お忙しいところ恐れいりますが、○○課の○○様をお願いします」と名乗る
・質問などの問い合わせをする場合、「いつ、どこで、誰が、何を、どのように」の要点を簡潔にはっきりと質問する。最後に「○月○日○時○○会場ですね」など、用件の確認をする
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- Manners 3 電話を切るとき
- ・「よろしくお願いいたします。」「失礼します。」などの簡単な挨拶をしてから切る
・切る時はすぐに切らず、相手が切ったのを確かめてから切る
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- Manners 4 携帯電話のマナー
- ・外出先から携帯で連絡する場合は、周りの状況を考えて、静かなところでかける
・直接、担当者の携帯へ電話した場合は、「今、お話をしてもよろしいですか?」と一言断ってから話を始める
・駄目な場合は、都合の良い時間を伺ってかけ直す
・相手がしっかりと聞きとれるよう、はっきりと発音する
・担当者の携帯電話が留守番電話になっていた場合は、学校名、名前を名乗り、要件を手短に吹き込む。基本的に、「もう一度ご連絡いたします。」と残し、こちらから再度かける